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赤玉ねぎのブランド確立を

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2021/01/25掲載(網走管内/社会)

わがまち期待の星

JAきたみらいに振興会
産地日本一目指す
食卓に彩りと控え目な辛味
消費者の定番に育てたい

 近年、彩り野菜の一つとして注目され始めた「赤玉ねぎ」。玉ねぎ生産量日本一を誇る北見地方でもそのブランド化を目指す取り組みが始まっている。鮮やかな赤紫色と控え目な辛味を持つ、色と香りが楽しめる野菜だが、食卓で目にする機会はまだ少なく、生産者は「地元消費者の力を借りながら馴染みある野菜に育てていければ」と思いを語る。

 赤玉ねぎは品種改良により、以前より栽培がしやすくなったことで数年前から各地で栽培が盛んになり、産地のブランド化が求められている。

 同JAには以前から「端野町くれない生産組合」と「赤玉葱部会」の2つの生産組織が活動していた。2組織はきたみらいブランドとして日本一の赤玉ねぎの産地化を目指そうと合併し、昨年6月に「きたみらい赤玉葱振興会」(会員119人)が誕生した。同JAの青果品目の中で赤玉ねぎの販売高は玉ねぎ、ジャガイモに次いで3番目の約7億円となっており、2025年ごろまでに販売高10億円を目指す。

 2020年度は約6千㌧を収穫した。出荷期間は8月上旬から翌年5月まで。酸素濃度を減らして貯蔵性を高める「CA貯蔵庫」を新たに整備したことで出荷時期が1カ月伸び、流通面でのブランド化要件に欠かせない長期の安定出荷が可能となった。

 赤玉ねぎは栽培しやすくなったものの、一般的な黄玉ねぎに比べると水分が多く果肉が柔らかいため、収穫作業は細心の注意が必要となる。根切り時期に高温が続くと変形や外皮がむけたりするため「赤玉ねぎの栽培には日本一の玉ねぎ栽培で培われた生産者の高いレベルが生かされています」とJA担当者は語る。

 ブランド化には長期安定出荷や高品質の維持に加え、消費者のブランド認知も重要となる。昨年12月にはSNSを通じて赤玉ねぎを使ったレシピ募集を行い、食材のアピールにつなげた。今後は、赤玉ねぎに含まれる「アントシアニン」による健康効果も含め、食材の魅力発信や食べ方の提案を行い、消費者にPRするという。

 訓子府町の振興会長(45)は「新型コロナウイルスの影響で暗い話題が続く時だからこそ、料理に彩りを添える赤玉ねぎを多くの人に食べてもらい、心も体も健康になってほしい」と話している。   (理)

 

2020年度産の収穫風景(昨年9月撮影、JAきたみらい提供)

2020年度産の収穫風景(昨年9月撮影、JAきたみらい提供)