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野鳥の食性データベース…

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2021/02/01掲載(美幌町/社会)

論文作成に協力

 美幌博物館が、日本の野鳥が何を食べているか(食性)を調べる研究グループに参画し、データベースの作成に協力した。1月、データベースと論文が発表された。

美幌博物館 学芸員が研究グループに参画
大正~平成までの情報収集し分類
「研究成果として形にできてうれしい」

キジバトの体内から見つかった軟体動物の標本(手前)

キジバトの体内から見つかった軟体動物の標本(手前)

 研究グループは、京都大学白眉センターの森井悠太特定助教を中心とする9人。美幌博物館からは、学芸員が参画した。

 日本の野鳥は現在633種。食性については、それぞれの種で研究が進められてきたが、散発的で文献も多く、研究者らが利用しづらい状況にあったという。

 研究グループの一員で網走市在住のメンバーが、エゾライチョウとキジバトが軟体動物(カタツムリなど)を食べていることを発見。森井特定助教が2017(平成29)年に博物館講座の講師として美幌を訪れた際に相談した。これがきっかけになり、地球上でも生物多様性が高く「ホットスポット」の1つとして認識されている日本の野鳥の食性をまとめることにした。

 グループは、1913(大正2)年から2018(平成30)年までに発表された論文や書籍165件から633種の食性の情報を収集。肉食なら「脊椎動物」「魚」「軟体動物」などに細かく分類し、データベース化した。キジバトとエゾライチョウの2種は、渡辺さんが見つけた軟体動物の情報を追加した。

 論文は1月、学術雑誌「ネイチャー」を発行するネイチャー・パブリッシング・グループの論文誌に掲載された。

 森井特定助教は「データベースで野鳥の食べ物を網羅的に示すことで、日本、地球レベルの研究プロジェクトに役立つことが期待できる」と話し、研究グループのメンバーを森井特定助教に紹介した学芸員は「市民と研究者をつなぎ、研究成果として形にできてうれしい」と話している。   (浩)