北見市 新年度予算案発表
北見市 新年度予算案発表
2021/02/22掲載(北見市/政治)
一般会計、前年度比9.4%減の707億円
北見市は18日、新年度予算案を発表した。一般会計は市庁舎と北見カーリングホールの建設が完了したことなどから、前年度当初予算比9.4%減の707億2千円に。主な事業として、子ども医療費助成事業や高齢者等のごみ出し支援事業を盛り込んだ。予算案を含む議案を、25日開会の定例市議会に提案する。
子ども医療費助成事業や高齢者ごみ出し支援など盛り込み
コロナワクチン接種は補正予算で
会計別の総額は一般会計707億2千円(前年度当初予算比9.4%減)、特別会計278億1968万2千円(同0.2%増)、企業会計157億4127万9千円(同8.4%減)で、全会計の総額は1142億8096万1千円(同7.1%減)となった。
主な要因は、一般会計は市庁舎と北見カーリングホールの整備完了による普通建設事業費の減少、特別会計は後期高齢者医療など社会保障関係費の増加、特別会計は上下水道局庁舎の整備完了による減少。
歳入では新型コロナウイルスの影響による市税の減少、歳出では社会保障関連経費や資材価格の高騰による工事価格の増加などを見込み、厳しい財政運営になった。
一般会計に盛り込まれた主な事業は子ども医療費助成事業、高齢者等ごみ出し支援事業、留辺蘂住民交流センター建設事業、温根湯温泉多目的住民センター整備事業、保健センター整備事業、とん田保育園改築事業、屋内子ども遊技場整備事業、観光関係団体補助金など。
新型コロナウイルスのワクチン接種に関係する予算は、補正予算で対応する。 (匡)