人が暮らす〝今〟と〝未来〟を探そう!!

北見市・網走市・美幌町・大空町・津別町・置戸町・訓子府町の2市5町に約85,000部を所定エリア全域配布

【オホーツクの情報源/伝書鳩WEB】

北見市で発行される日刊フリーペーパー 情報誌 チラシのポスティング 広告 所定域の全戸配布・部分配布 WEBコンテンツ オホーツク特選街・サイト制作
サイト内メニュー
会社案内メニュー

北見市 今年度から「産後ケア事業」拡充

tweet
2021/05/13掲載(北見市/社会)

支援強化へ助成対象、回数を拡大

 北見市は今年度から、助産師が育児や授乳などの相談に応じる「産後ケア事業」を拡充した。今年4月の改正母子保健法の施行を踏まえ、助成対象をこれまでの産後4カ月以内から1年未満(ただし今年4月1日以降の誕生が条件)の母子にまで広げ、利用回数も3回から5回に拡大した。今後は宿泊型のケアも加わり、産後をより安心して過ごすための選択肢が増えることになる。

6月から通所ロング型、宿泊型のケアも開始

ケア事業を委託するおぎた助産院

ケア事業を委託するおぎた助産院

 産後ケア事業とは、助産師などの専門職が母子の心身の不調に寄り添う事業で、北見市では18年度からスタート。延べ利用数は18年度が208人、19年度が192人、20年度が128人。出生数に対する利用率はいずれも1割強で、昨年度は新型コロナウイルスの影響による利用控えもみられた。

 ケアの種類はこれまで、利用者が助産院などに通う通所ショート型と助産師が自宅に出向く訪問型(いずれも1回1時間程度)の2種類のみだった。市健康推進課が昨年9~10月に乳幼児健診に訪れた母親133人を対象にしたアンケートでは、よりゆったりとケアが受けられる通所ロング型と宿泊型のケアに関し、4~5割近い人が「あれば利用したい」と回答し、導入を検討してきた。

 医療機関と連携し、6月から通所ロング型(1回4~5時間程度)と宿泊型のケアを開始する。1回の利用時間が長くなることで、より深いケアにつなげることができる。また、精神的にも不安定になりやすい時期の支援を強化することで、産後うつ予防などにつなげる狙いがある。

 利用は子ども1人につき5回まで(ただし宿泊型は2回が上限)。利用者負担額は1200円~5000円で別途食事代や交通費が必要な場合もある。

 市から委託を受けるおぎた助産院の助産師は事業の拡充に対し「乳房ケアだけでなく、より身近な存在として助産師を頼ってもらうきっかけになれば」と期待を寄せている。

 同課は「お母さんの体のケアはもちろん、我慢してしまいがちな心のケアに対する支援の一つとしても、上手に活用してもらいたい」と話している。

 産後ケア事業の利用には事前の登録が必要。詳細は同課(0157・23・8101)または端野、常呂、留辺蘂の総合支所の各保健福祉課へ。   (理)