
北見美山小学校でこのほど、6年生を対象にした選挙啓発出前講座が行われた。児童達は架空の「美山市長選挙」の模擬投票を体験し、選挙について学んだ。
社会科の授業の一環。北見市選挙管理委員会が児童・生徒に選挙に関心を持ってもらいたいと2016年から実施している。
体育館には、実際の選挙で使用している記載台や投票箱などを設置。児童4人が立候補者となって演説し、それぞれ「清き一票を」と呼び掛けた。
実際の選挙と同じように、1人ずつ投票用紙を受け取り、記載台で候補者の氏名を記入して投票箱に投函。集計も児童が行い、「美山市長選」の当選者が決定した。
女子児童は「選挙はどんな感じなのか気になっていました。早く18歳になって投票に行きたいと思いました。いろいろな人が関わっていることを知り、選挙管理委員にも興味がわきました」と話していた。 (菊)

