人が暮らす〝今〟と〝未来〟を探そう!!

北見市・網走市・美幌町・大空町・津別町・置戸町・訓子府町の2市5町に約85,000部を所定エリア全域配布

【オホーツクの情報源/伝書鳩WEB】

北見市で発行される日刊フリーペーパー 情報誌 チラシのポスティング 広告 所定域の全戸配布・部分配布 WEBコンテンツ オホーツク特選街・サイト制作
サイト内メニュー
会社案内メニュー

NPO法人オホーツク鉄道歴史保存会設立

tweet
2021/07/30掲載(北見市/歴史)

北見の旧国鉄車両の保存やオホーツク鉄道歴史館の開設目指す

 北見市常盤町1に展示されている旧国鉄車両の保存や管内の鉄道史を伝承するNPO法人「オホーツク鉄道歴史保存会」の設立総会がこのほど北見市民会館で開かれた。鉄道に関する産業遺産を活用した観光振興を推進していくとともに、将来的にオホーツク鉄道歴史記念館(仮称)の開設を目指す。

市常盤に展示されている遺産車両

市常盤に展示されている遺産車両

 旧ふるさと銀河線跡地脇には国鉄時代に活躍していた除雪車両や郵便護送車、緩急車など、希少かつ貴重な鉄道車両7台(以後遺産車両)が個人の手で保存されている。これまで遺産車両はJR石北本線の存続運動を行う「石北沿線ふるさとネットワーク」が年数回の車両公開や冬囲いなどを行ってきた。

 しかし所有者が極めて高齢になっていることに加え、車両塗装のはがれや腐食、雨漏りなどの老朽化が激しく、大規模修繕が必要な状態となっており、個人での保存は限界を迎えている。こうした状況を踏まえ、遺産車両の永続的保存に向けて同ネットワークと1年以上の討論を重ね、会社役員や大学教員らによって法人化の準備が進められてきた。

 主な活動内容は (1)遺産車両の補修・保存・公開 (2)地域鉄道の資料の収集・公開 (3)オホーツクの鉄道・近代化遺産観光のプラットホーム機能。具体的には急行用客車の路床工事など大規模な修繕を行い、喫茶レストラン化を進めるほか、森林鉄道客車車両の復元、管内各地の観光協会や保存団体と協働して遺産観光モデルの造成などに取り組んでいく。

 また、本来の役割を終えた近代化遺産の価値を再考し、貴重な地域資源として再活用することで地域振興につなげる拠点として「オホーツク鉄道歴史記念館」の開設を目指していきたいとしている。

 理事長に選任された長南進一さんは「鉄道マニアの運動ではなく、郷土史に深くかかわる活動として多くの方々に参加してもらえる活動だと思います。実際に多くの市民に参加してもらえるよう、一生懸命取り組んでいきたい」と話していた。 (理)

 

挨拶する長南理事長

挨拶する長南理事長