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北見市・網走市・美幌町・大空町・津別町・置戸町・訓子府町の2市5町に約84,000部を所定エリア全域配布

地域独自のヘルプカード導入

2021-11-25 掲載

(北見市/社会)

地域食堂きたほっとが拠点 北見高齢者・こども110番の家

 北見市新生町の高齢者・こども地域食堂きたほっとの運営団体『北見高齢者・こども110番の家』が、きたほっとを拠点として地域独自のヘルプカードの導入を進めている。外見から分かりにくい障がいや病気、困り事を理解してもらうため情報をカードに書き込んで携帯することを推奨し、支援につなげる狙いだ。7日と13日にきたほっとで勉強会を開き、意見交換を実施。希望者がカードの携帯をはじめた。

外見から分かりにくい障がい、病気を書き込み
地域住民が勉強会開き、意見交換経て

13日の勉強会
13日の勉強会

 北海道は義足の使用や初期の妊娠で援助・配慮を必要としていることが外見から分かりにくい人のために、周囲にその意思を示すヘルプマークを2017年10月に導入した。

 マーク入りのストラップと名前や障がい、かかりつけ医、連絡先などを書き込めるヘルプカードをセットにして、自治体を通じて希望者に配布。北見市は今年3月末までに424枚を配布している。

 北見高齢者・こども110番の家は、ヘルプカードの仕組みを認知症の人や健康に不安を抱える高齢者らに広く運用できるのではと検討。

 周囲に援助・配慮を求める声を上げにくい人もカードを見せることで意思が伝わり、連絡先を記入しておけば保護が必要な場合など緊急時もスムーズな支援につながるとして、導入に向け勉強会を開いた。

 7日と13日の勉強会は地域住民らが参加し、カードが必要と想定される人やカードのメリット・デメリットについて意見を交換。

 13日は、きたほっとの運営を支えるボランティアも含め20人が集まり「認知症の人や公共交通機関の乗降、買い物時の支払いが不安な高齢者らも、カードを持つことで安心して出掛けられるようになる」「カードは便利だが、悪用されないための注意も必要」などさまざまな意見が出た。

 勉強会を経て独自にヘルプカードの試作を行い、すでに携帯している人もいる。

 認知症介護指導者で、認知症対応型の福祉施設を展開する㈲エーデルワイスの青山由美子社長は「認知症を診断する医師に、カードの携帯を薦めてもらえるようになることが理想。カードの意義を広く理解してもらえるよう、今後も周知していきます」と話している。(匡)

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