連載 オホーツクの句碑

2021-11-29 掲載

(北見市/文化)

ポントーの いたるところに 秋の風

俳人・高野素十
ワッカネイチャーセンター横(北見市常呂町)

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 「ポントー」とはアイヌ語で、湖などのことを言うそう。北見俳句連盟の渡部彩風会長によると、高野素十はありのままを表現する写生句の俳人として有名で、この碑の句も「北海道独特の涼しい秋の風を感じ、思いを忠実に詠んだのでは」という。

 高野素十は、1893(明治26)年茨城県生まれ。法医学の医師(医学博士)で俳人。高浜虚子に師事し、昭和のホトトギス派を牽引した作家の一人として知られている。吟行で訪れた全国各地に碑が残されており、管内にも地元の俳人の招きで何度か訪れていた。

 この句碑は記録によると、網走の俳人の寄贈により、素十の二十五回忌にあたる2002(平成14)年に建立されたそう。湖畔にひっそりと佇み、美しい常呂の風景を見守り続けている。

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