
網走市潮見の私設桑野天文台は2月24、25日の各午後7〜9時に「月の観望とスマホ撮影会」を企画。観望好機を迎える月をスマホで撮影してみる。
天体望遠鏡越しのスマホ撮影に挑戦する参加者が増えており「意外と簡単に撮れることを知った」と桑野さん。両日、月のクレーターと地球照(しょう)の撮影にチャレンジする。
本来、月の欠けている部分は暗くて目に見えないが、地球照は、月の欠けている部分が地球の明かりに照らされて薄っすらと見えるようになる現象。地球で反射した太陽光が月に届き、さらにその反射を地球で受け止めることで実現する。
月明かりが強すぎてもだめで、新月をはさんだ三日月程度が観望のチャンス。しかも空気が乾燥して澄んだ冬のほうが見えやすいそう。今月は20日が新月。
参加無料。申し込み先着順で桑野さん(090-8707-6258)へ。同天文台では活発化している黒点の観測(日中)も随時受け付けている。(寒)