JAところ青年部の寺町太智部長ら役員がこのほど、北見市常呂の3つの小学校をそれぞれ訪問。常呂町内の小学3、4年生が食育事業の一環として植えた野菜が初めて給食に提供されたことなどを児童に説明した。
同青年部は毎年、町内の常呂、川沿、錦水の3つの小学校の3、4年生を対象に、専用ほ場での野菜の植え付け、収穫体験事業を行っている。今年は児童の収穫体験は天候の影響でできなかったが、ジャガイモ340㌔、サツマイモ100㌔などを収穫した。
この日、児童達が植えたジャガイモを使った「ミックスポテト」が給食に登場。錦水小の3、4年生のクラスを訪れた寺町青年部長は「植えた時の土の香りや温かみを思い出しながら食べてもらえたら。家に帰ってから、お父さんお母さんとどういう風に野菜が育てられてるのか話し合いながらご飯を食べてもらえると、楽しい時間になるのかなと思います」と話した。
3年生の女子児童は「自分で野菜を植えて楽しかったです。ジャガイモおいしい。また給食に出てほしい」と話していた。
児童が植え付けしたジャガイモとサツマイモは、12~1月の給食で提供される。(菊)