北見市民会館で「細木雅彦スペシャルコンサート」

2024-03-28 掲載

(北見市/告知)

顧問の節目祝い…教え子や保護者らが企画
総勢80人強集結

3月30日

細木さんの指揮で直前練習に参加するOBら == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
細木さんの指揮で直前練習に参加するOBら

 北見端野中学校吹奏楽部顧問・細木雅彦教諭の教え子や保護者らが、同氏の還暦祝いに「細木雅彦スペシャルコンサート」を企画した。氏が掲げる「未来へ繋がる音楽を。」をテーマに30日(土)午後6時半から北見市民会館大ホールで開催する。入場料500円。

 細木氏は網走市出身の60歳。音楽教師と吹奏楽部顧問を管内では清里、遠軽南、上湧別、網走第二、端野の各中学校で務めてきた。各種コンクールで好成績を収め、教え子の中には国内有名楽団の所属やサウンドクリエーター、指導者になっている人もいる。

 コンサートは3部構成。第1部は教え子の一人が指揮を務める北見藤高校吹奏楽局が出演。2部は現・端野中学校のバンドがこの日のために氏の教え子が書き上げたマーチ「サンキュー・フォー」をお披露目する。「誰もがハッピーな気持ちに」と感謝の気持ちを込めて氏に捧げるそう。3部は「細木先生ともう一度一緒に演奏したい」という歴代の教え子や音楽仲間が全国各地から80人強参加。「細木雅彦スペシャルバンド」として合同演奏する。

 細木氏について出演する笹木音羽さん(北見端野中2年)は「見た目は穏やかだが、音楽に関しては熱い人」、髙田実来さん(北見北斗高1年)は「練習と演奏会での熱さのギャップ萌えがたまらない」、村口鈴華さん(北見藤高3年卒)は「第一印象は皆、怖いと思う。でも一番信用できる人です」とそれぞれ語る。

 厳しい練習の思いとともに3人は「軽快な音楽を聴くと先生を思い浮かべる」と音楽の魅力が未来へと受け継がれている様子だ。(寒)

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