北見のハッカの歴史を伝える市民団体「香り彩るまちづくり推進機構」の30周年記念イベントが15日、香りゃんせ公園内のコミュニティガーデンで開かれた。会員達がハーブを使った菓子やサラダなどの試食やフレッシュハーブを束ねる「スワッグ」作りのブースを設け、訪れた市民らにハーブやガーデンの魅力を発信した。
同機構は、花と香りによる地域イメージの創造などを目的に1994年に発足。市民参加を呼びかけてのコミュニティガーデンの管理やハーブに関する各種講習会などを行っている。
訪れた人達は、ダイヤーズカモミールやレディースマントル、オレガノなどの花盛りを迎えたガーデンのさわやかな景観とともに思い思いにイベントを楽しんでいた。(理)