北見の富士大葵工業がSDGs私募債を発行

2024-08-01 掲載

(北見市/社会)

北洋銀行が受託、北見緑陵高に熱中症計を寄贈

発行金額の一部を教育に役立てる

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 ㈱富士大葵工業(本社北見市、横田真志社長)は、発行金額の一部を教育に役立てる無担保社債「SDGs私募債」を発行した。受託先の北洋銀行北見中央支店・留辺蘂支店の中地大介支店長と横田社長がさきごろ北見緑陵高校を訪れ、黒球付き熱中症指数計9個を寄贈した。

 同社は1981年設立の土木・管工事業者。SDGs私募債は、適債基準をクリアした優良企業が発行できるもので、北洋銀行と北海道信用保証協会の保証付きで発行額は3千万円。同銀行が、発行額の0・2%相当額を発行者の意向に基づき学校などに寄付寄贈する。横田社長は母校である同校への寄贈を希望した。

 同指数計は、アラームで熱中症の危険性を知らせる。田原勇人校長は「生徒の安全管理が充実します」と感謝していた。(柏)

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