薬物乱用防止について学ぶ教室が7月24日、美幌高校で開かれ、全校生徒約170人が大麻や覚せい剤などの危険性を学んだ。
美幌警察署生活安全課の係長が講話。係長は、大麻などの薬物に手を染めるきっかけとして「誘われて手を出すケースが一番多い。手を染めると、自分の意思では止められなくなり、破滅へのカウントダウンが始まってしまいます」と警鐘を鳴らした。
薬物乱用防止のビデオを上映。大学生が友人に誘われて大麻を常用し、覚せい剤にも手を出して破滅するストーリーに、生徒たちは神妙な表情で見入った。
係長は「いま健康なことに感謝してください。薬物をやれば、健康とほど遠い体になります。周りの大切な人に迷惑をかけて、悲しませることにもなります」と重ねて呼びかけた。(浩)