置戸町常川のおけと湖畔をファットバイクで周るサイクリングイベント「FUNRIDE」が4日に開かれた。参加者達は常呂川の源流域にある手つかずの自然の中を走り、『緑と清流のまち置戸』を体感した。
豊かな自然を五感で感じてもらおうと、置戸町観光協会が2022年から開いている。この日は置戸や北見、釧路などから15人が参加した。
ネイチャーガイドやアクティビティを専門とする町の地域おこし協力隊の隊員を案内役に、参加者は鹿ノ子ダム堤体駐車場をスタート。緩やかなアップダウンのあるダート(砂利道)の林道や湖畔の眺めを楽しみながら走る舗装路など、1周約13㌔のコースを1時間半ほどで巡った。
湖畔での休憩中、隊員は「釣りやバードウオッチング、山菜採りなどフルシーズン自然を満喫できる場所」などとおけと湖の魅力を紹介した。
参加した男性(35)は「風を感じながら走り、最後は心地よい疲労感もあって気持ちよかったです」と話していた。(理)