8月15日の「終戦の日」を前に、置戸町郷土資料館の戦争に関する収蔵品を並べたミニ展示「戦争の記憶と置戸の記録」が、町中央公民館ロビーで開かれている。9月1日まで。
会場には戦争に従事した者に授与された従軍記章や玉音放送が流れた木製のラジオなど約30点が並んでいる。
出征する兵士の無事を願い、「玉と砕けよ」「武運長久」などと寄せ書きされた日章旗(日の丸寄せ書き)や扇子もあり、当時を生きる人々の生の声を見ることができる。
学芸員は「戦争を知り、当時の暮らしを感じる機会にしてもらいたい」と話している。(理)