北見地方で生産量日本一を誇る玉ねぎの収穫が最盛期を迎えている。専用の機械で次々と拾い上げられ、コンテナいっぱいに詰め込まれた玉ねぎがあちこちの畑に並んでいる。
きたみらい玉葱振興会青年部部長の中根正登さん(35)=訓子府町清住=方では、7月27日から作業を開始し、現在は中晩生品種の収穫を進めている。ほ場の場所により、球の肥大期にやや干ばつ傾向が見られたものの「概ね順調な生育で、玉ぞろい良く仕上がりました」と今年度産の手応えを語る。
中根さん方では、あと1カ月ほど収穫が続くとあり、天気予報とのにらめっこが続く。「丹精込めて作った玉ねぎ。おいしく食べてもらいたいです。雨が続くことなく、無事に収穫を終えられれば」と話している。
JAきたみらい管内の作付け面積は約4600㌶、生産量は約26万㌧。収穫は10月下旬ごろまで続く予定。(理)