美幌銃剣道少年団の妹(美幌中1年)と兄(同3年)の兄妹が、8月7日に東京都の日本武道館で開かれた全日本少年少女武道錬成大会銃剣道で、準優勝などの好成績を収めた。
妹は15人がトーナメントで争った個人中学女子で準優勝。準決勝では、これまで何度も敗退を喫した滝川市のクラブの選手を破った。決勝戦では2学年上の3年生を相手に1本を先取したが逆転され、優勝を逃した。
妹は「決勝で勝てなかったのはくやしいけれど結果は満足。準決勝で勝ってホッとしてしまったかもしれないです。足さばきをもっと練習したい」と話した。
兄は17人が出場した個人中学3年生で5位(ベスト8)に入賞。24チームがトーナメントで争う団体中学生では、北海道選抜「北風A」の中堅として、4戦中決勝戦を除く3試合で勝利を収め、準優勝に貢献した。
個人、団体とも敗北を喫したのはライバル・新潟の選手。「調子は良かったと思います。新潟の選手は受け身でくると思っていたが、予想に反して前に出てきました。防御が甘く、攻めも足りていなかった。くやしいです」と振り返る。
高校生になっても銃剣道は続ける予定。「攻めると決めた時はしっかりと攻められるようになりたい。新潟の選手にもリベンジしたいです」と雪辱を誓った。(浩)