産科医療推進に貢献 厚生労働大臣表彰

2024-10-02 掲載

(北見市/社会)

北見赤十字病院・水沼 正弘氏

長年オホーツク地域支え

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 長年にわたりオホーツク地域の産科医療推進に貢献したとして、北見赤十字病院の水沼正弘氏が厚生労働大臣表彰状を受賞した。

 9月25日に北見保健所で伝達式が行われ、オホーツク総合振興局保健環境部北見地域保健室の三浦寛高室長が表彰状を手渡した。

 同表彰は、20年以上産科医療に従事し、地域の産科医療確保、推進に貢献してきた医療従事者などをたたえる。今年度の道内における受賞者は水沼氏のみ。

 水沼氏は、大学卒業後、道内の関連病院などで長年研鑽を積み、1993年に同病院第二産婦人科部長として着任。96年にいち早くチーム医療体制を取り入れるなど先進的な診療体制を立ち上げた。

 そのほか、同地域における周産期の三次救急の維持や、地域周産期母子医療センター運営への貢献など、多くの功績が認められて受賞に至った。

 三浦室長から表彰状を受け取った水沼氏は「産科医療に長年携わり、多くの仲間達と地域を支えてきた結果、このように表彰していただけて非常に光栄です。構築したシステムを持続していくとともに、これからも産科医療推進に尽力していきます」と意気込みを語った。(結)

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