木々に囲まれた公園の一角を美術館に見立てた「きたみ森んなか美術展」が6日、北見の野付牛公園で開かれた。木漏れ日の中、訪れた市民が芸術の秋を楽しんだ。
アート作家のおくだなつみさんが主催。道東地方で活動する作家15人による絵画やイラスト、写真、立体作品のほか市内の保育園児の作品などが出品された。
それぞれの作品は木の切り株に置いたり、木にロープを渡して吊り下げるなど思い思いの方法で展示。訪れた市民は自然と一体となったアート作品を新鮮な感覚で味わっていた。
おくださんは「3年ほど温めていた企画をようやく実現できました。天気にも恵まれ無事に開催できました」。会場を訪れた女性は「大人もワクワクでき、自然を背景にしたアートに気持ちが癒やされます」と話していた。(柏)