インターネット通信販売を利用したときに、消費者の意図しない買い物に巧妙な手口で誘導されているケースがあります。
◎事例
・タイムセールをしている通販サイトを見つけた。残り時間のカウントダウンを目にして気持ちがあおられて焦って購入した。しかし翌日同じサイトを見ると、またタイムセールをしていた。
・「お試し価格〇〇円、回数縛りなし」という広告を見て1回だけのお試しのつもりで商品を注文した直後、「特別割引クーポン」という表示が出てきたため「利用する」を選択したところ、複数回購入しなければならない定期購入に変更されていた。
◎アドバイス
注文完了後に表示された特典を利用したら購入条件が変更された事例では、内容が変更されたことが小さな文字で目立たなかったり、何度もスクロールしないと見られなかったりと、気付きにくくなっているため、確認メールや商品が届いたときに初めて気付くケースが多いようです。
ウェブサイトでは消費者の意思決定に影響を与えたり操作しようとする商業的手法が使われることがあります。まずは、このような手口があることを知り、購入する前に、商品・サービス内容、支払総額、取引条件、事業者の所在地や電話番号等を落ち着いてよく確認しましょう。
困ったときは、北見市消費生活センターに相談を。
問い合わせは北見市消費生活センター(まちきた大通ビル5階、0157-23-4013)。