太平洋戦争が始まった1941(昭和16)年12月8日に合わせ北見革新懇話会が9日、北見市内のまちきた大通ビル前などで赤紙(召集令状)の複製を配布し、平和の大切さを訴えた。
「平和を守る母親連鎖行動」の一環として、毎年全国各地で一斉に実施している取り組み。今年は8日が日曜日だったことから、北見では9日に行った。
この日、同会加盟の6団体から約20人が参加。道行く人達に赤紙の複製を配布するとともに「憲法9条を守ろう」などのボードも掲げた。各団体の代表者はマイクを手に「召集令状、赤紙一枚で戦争に駆り出されました。二度と戦争をしない、させない、平和を守ろうと赤紙の複製を配っています」などと呼びかけた。