網走市の最終処分場 ㊦

2022-11-25 掲載

(網走市/社会)

異なる残余年数

 計画では2032年まで使えるはずだった、網走市のごみ最終処分場。残余年数について、市は「あと4年」(1年の延命可能)とした一方、最終処分場の管理・運営を受託する地元業者は「あと2年3カ月」とした。仮に「2年3カ月」が現実となった場合、広域処理の協議を含め、どのような影響が出るのだろうか?(大)

委託業者試算を市が〝不採用〟のワケ

 最新調査(10月1日実施)の結果に基づいた残余年数を「あと4年」+「1年延命」としたことで、1市4町(網走市、美幌町、大空町、小清水町、斜里町)による広域協議会で検討している焼却施設の供用開始時期「2028年」にぎりぎり間に合う。

 地元業者の「あと2年3カ月」では、焼却施設の供用開始に間に合わない。こうなると、1市4町による広域協議会で検討する焼却施設完成までのスケジュールが根本から変わってしまう可能性が高まる。

広域焼却施設の完成時期が軸?

 広域の焼却施設完成までのスケジュールは簡単に変更できない。なぜなら、すでに今年度から焼却施設の整備に向けた基本計画の策定準備などが始まっているからだ。

 近年の網走市において、市の委託業者が公の場で、市の方針や考えに異論を唱えるのは珍しく、覚悟のいることだ。

 最低でもあと4年、今の最終処分場を利用するためには、「市役所は相当な覚悟と努力が必要になります」(地元業者)。

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  • ごみ最終処分場

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