任期満了に伴う4月の訓子府町長選に町の財政課長、総務課長などをつとめた元・町職員の伊田彰氏(61)が「立候補予定者として出馬を決意した」と21日、表明した。退職願が20日付けで辞令交付されたことから町内で会見を開き、21日から正式に選挙準備に入ると発表した。
伊田氏は会見で「すでに昨年来、多くの方から後押しを受けていた状況」と切り出し、「新しい訓子府へ出発するために、誰一人取り残さないまちづくりにまい進し、この大切なふるさとの未来を子ども達に紡いでいくことが我々世代に課せられた責務ではないか。その先頭に立たせていただきたいと思い決心した」と立起に至った経緯をまず語った。
掲げる政策については基幹産業を守ることなど6項目を挙げ(後日詳報)、マニフェストで具体的に発表する。近く後援組織と事務所を立ち上げたい構え。
町長選に向けては今月16日に現・町議会議長の須河徹氏(69)が出馬表明している。(寒)