画家・木原和敏氏が来館へ…21日にギャラリートーク

2023-05-12 掲載

(置戸町/文化)

置戸ぽっぽ絵画館の開館10周年特別展で

 置戸ぽっぽ絵画館の開館10周年を記念し、昨年11月1日から同館で開かれている「木原和敏特別展」(今年8月14日まで)に作家本人の木原和敏氏(64)が訪れ講演する。運営するNPO法人置戸ぽっぽ絵画館は「念願だった木原さんの作品を前に、直接本人に解説してもらうめったにない機会」と町内外からの来場を歓迎している。

木原氏本人による創作エピソードも期待

念願の木原氏作品を前に特別展開催の挨拶をするNPO法人置戸ぽっぽ絵画館の細川さん(昨年10月) == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
念願の木原氏作品を前に特別展開催の挨拶をするNPO法人置戸ぽっぽ絵画館の細川さん(昨年10月)

 画家・木原和敏氏による講演と作品解説のギャラリートークは21日(日)午後2時〜3時、同絵画館(旧置戸駅舎)で開催。無料。事前申し込み不要。

 木原氏は、女性の透明感あるシルエットやさりげない表情を捉えた油彩、水彩画で知られ、日展特選2回、第87回白日展内閣総理大臣賞など現代を代表する写実派作家として知られる。白日会会員、日展審査会員。

 10年前の同館オープン時から協力する東京銀座の画廊宮坂の縁で木原氏の絵画が数点、常設展示されてきた。置戸にもファンが多く、同法人の細川昭夫さんが直接、木原氏宛てに10周年企画の手紙を書き特別展が開催できることに。「それにしてもこんなに出品していただけるなんて」と細川さん。大作を含め15点ほどが一堂に並ぶ。

 当初、昨年10月の10周年記念式典に参列し作品紹介する予定だったが目の不調により欠席。気に留めた同氏の希望により、今回の来館が実現する。細川さんは「作品を前に創作のエピソードなども聞かれるのでは」と楽しみにしている。(寒)

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