美幌の風景を澄んだ音色で

2023-05-19 掲載

(美幌町/社会)

美幌出身のギタリスト・門馬 由哉さん

楽曲「BIHORO」制作
「ほっとする、良い感じの曲に」
町制100周年記念式典にも参加、ライブも予定

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 美幌町出身のギタリスト、門馬由哉さん(33)=神奈川県川崎市=が、楽曲「BIHORO」を作った。高校卒業まで過ごしたふるさとの風景をアコースティックギターの澄んだ音色で表現。「ほっとする、良い感じの曲に仕上がった」と話している。

 美幌北中学校時代に本格的にギターを始め、北見柏陽高校を経て昭和音楽大学へ。大学卒業後、プロの道に進み、クリス・ハートさん、松任谷由実さん、山崎育三郎さん、小柳ゆきさんら数々の歌手のバックを務める一方、ソロでも活動している。

 これまで数十曲を作曲したが、美幌をイメージした曲はなく「作りたいと思っていた」という。「ふと浮かんだメロディが良くて、美幌の川や田園風景の雰囲気にぴったりだと思った」と話す。

美幌の夏ライブをシリーズ化できれば

 曲は4分半ほどで、4月の東京美幌会で初めて演奏。同月のバースデーライブでは会場に美幌の風景写真を映しながら演奏した。

 「ギター1本でいろいろなことができることをもっと知ってほしい」と、表現力の可能性を追求する。7月には美幌町制100周年記念式典への出演のほか、ライブも予定。美幌観光物産大使も務めているため「道外からも多くの人に訪れてもらえるよう、美幌の夏ライブをシリーズ化できれば」と話している。(浩)

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