舗装工事、インフラ整備などの北海ロード㈱(本社・北見市北斗町、森安雄社長)は11日、サンライフ北見・西地区市民トレセンなどが利用する共用駐車場の補修事業をボランティアで行った。
北見市東三輪にある北見地域職業訓練センター・北見市工業技術センター、サンドーム北見など複数の施設が共同利用する未舗装駐車場約6500平方㍍で雪解け後の凸凹地面が課題になっていた。
同社の地域貢献事業として「困っている個所はありませんか」と尋ね、来館のない休館日の活動が実現した。
同社の社員9人と重機4台を稼働し、まずグレーダーで大まかに凸凹を平らにし、ダンプカーで砂利を約10台分敷いた。その後、道路舗装などで使う専用の鉄ローラーでじっくりと締め固め、さらにタイヤローラーで丁寧に転圧し、ならした。
サンライフ北見などはコロナ禍が収束し、利用者が増える傾向にあることから、指定管理者の北見市シルバー人材センターは「自分達も手作業で簡易補修するが、プロの仕事は全然違う」と感謝。同社は「市民の方々に喜んでもらえたら」と熱心に作業していた。(寒)