北見市が建替えを予定する若葉団地について、市は22日の市議会建設上下水道常任委員会に配置計画案を示した。若葉2、4、6、7丁目にわたる30棟664戸を2丁目に集約し、4階建の市営住宅6棟、248戸を建設する考え。
市は今年度、建替えの基本計画、基本設計を行い24年度に既存建物の解体に着手。25年度から新たな建物の建設を始める予定。
建物を集約する2丁目の面積は約2・3㌶で、現在は2階建と4階建の9棟160戸が並ぶ。他のエリアに比べ学校や商業施設が近く、公共交通の利便性も高いことから建替エリアに選ばれた。他の4、6、7丁目は余剰エリアとし、市が民間の意見を聞きながら利活用を検討を進めている。
配置計画案によると、建替エリアは市道をはさんでAとBの2ブロックに分かれ、南側のAブロックに4棟160戸、北側のBブロックに2棟88戸を配置。市が昨年実施した入居者意向調査の結果をふまえて配置戸数を決めたという。このほかエリア内に駐車場や広場なども整備する予定。(柏)