春の農作業は平年よりやや早く 秋まき小麦や牧草の生育も順調

2023-06-02 掲載

(網走管内/社会)

管内農作物の生育と農作業の進ちょく状況

 オホーツク総合振興局産業振興部農務課は5月19日、今年度最初の管内農作物の生育と農作業の進ちょく状況(作況)を発表した。春の農作業は平年よりやや早く進み、雪解けが早かったためか秋まき小麦や牧草の生育が平年に比べ5〜6日早く進んでいる。遅れている農作業、作物はこれまでのところない。

 作況は5月から10月まで毎月2回、管内6カ所の農業改良普及センターが調査したものをまとめ、速報として発表している。

 5月15日現在、農作業の進ちょくは、玉ねぎの移植開始が平年より2日早く4月19日に始まり、同じく2日早く5月5日に終了した。ビートの移植は同1日早く4月25日に始まり同2日早く5月10日に終了した。じゃがいもの植え付け開始は1日早い4月24日、終了は3日早い5月12日。作業は平年よりやや早く進んでいる。

 おもな生育状況では秋まき小麦の草丈が35・5㌢で平年の122%と長く、牧草の草丈は30・1㌢で同119%とやや長い。水稲は草丈、茎数ともに平年の107%で生育は1日早く進んでいる。(寒)

キーワード

  • 農作業

関連記事

検索フォーム

キーワード

地域

表示順

 

カレンダー