北見市中小企業振興審議会が5月30日、北見市役所で開かれ、市の中小企業振興関連施策などを協議した。
市は今年度も企業の「稼ぐ力の向上」「稼ぎ手の増加」を中心に各種施策を展開。具体的には既存商品の高付加価値化やブラッシュアップ、大規模商談会への出店支援、人材育成や人材確保に向けた事業を行う。
同委員会は学識経験者や中小企業者、公募委員で構成。中小企業の振興に関する重要事項を調査・審議する。
委員からは、コロナ禍明けで再開する夏祭りなどのイベントが物価高騰の影響で厳しい予算組みを強いられている現状が報告されたほか、移住定住促進事業などへの意見があがっていた。
このほか今年度中に策定する第2期中小企業振興プランの策定スケジュールが報告された。(柏)