北見市北見自治会連合会がこのほど、一般社団法人北海道環境保全協会の会長(優良地区組織)表彰を受けた。「冬あか一掃運動」が評価されての受賞で、三原忠会長は「市民のみなさんの協力のおかげ」と感謝している。
同表彰は、道内各地持ち回りで行っている同協会総会の開催地の、地域の環境美化に貢献した団体を対象に行っている。今回北見では、同連合会と緑と花の市民の会が同時に表彰を受けた。
冬あか一掃運動は、冬の間にたまった舗装道路の土砂やごみなどを清掃しようと、行政と市民が一体となって行っている清掃活動。1972(昭和47)年ごろから「ほうき一本運動」としてはじまり、市内中心部だけの取り組みが市内全体に広がっていったという。75年ころから自治連が中心になり、「冬あか一掃運動」の名称で活動が続いている。
三原会長は「市民のみなさまに支えられての長年の取り組みが認められ、うれしく思います。今後も引き続き、きれいな街づくりに努めていきたい」と話している。