東亜リサーチの調べによると、管内の5月の倒産発生(負債総額1千万円以上、内整理含む)は2件で、負債総額6175万円。4カ月連続での発生となった。
1〜5月の累計は6件、負債総額3億8175万円で、過去5年間では平均値内に止まっている。
今後の見通しについて同社は「新型コロナの5類引き下げによる行動制限の撤廃で経済活動の活発化に向けた動きが加速している。しかし原材料や電気代、人件費上昇などのコストアップが企業の収益を圧迫。加えてコロナのゼロゼロ融資の返済により資金繰りに影響を及ぼす企業も増えるため、管内の倒産は今後緩やかに増加する可能性が高い」としている。