北見市「次期観光推進プロジェクト」策定委

2023-09-15 掲載

(北見市/社会)

エリア推奨度は全道2位も北見単体だと低下

旅行者の約7割が男性でビジネス目的が主軸

 北見市の観光振興の指針となる次期観光推進プロジェクト(2024~28年度)について協議する2回目の策定委員会(委員長・桝井文人北見工大教授)が12日に開かれ、北見市観光の課題などについて意見を交わした。

 北見を訪れた旅行者を対象に実施したアンケート調査の結果について報告。それによると、旅行者の約7割が男性で、ビジネス目的の40~60代会社員が主軸。その地域への愛着や信頼を測る「推奨度」を見ると、「北見・温根湯・網走・知床」エリアの推奨度は「阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖・川湯温泉」に次いで道内15エリア中2位。しかし「北見市」単体で見ると、推奨度が低下する実態が示された。

 北見の項目別満足度は「自然・景勝地・街並み」が高く、「観光案内所・観光ガイドの充実度」と「商業施設」が低い結果となった。

 委員からはSNSを活用した情報発信や話題づくりが必要―との意見をはじめ「情報発信の前に、まずは市民が経験することが大切」「1人でも飲食店に入りやすい工夫を」「家族向けの宿泊施設が少ない」など、様々な声が上がっていた。(柏)

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