北見の髙橋岳鶯さんの吟歴60年を記念したチャリティー発表会「感謝」がこのほど、北見市民会館で開かれた。髙橋さんと会員らが出演し、髙橋さんの詩吟60年の節目などを祝った。

　髙橋さんは現在、日本詩吟学院オホーツク岳風会会長、同オホーツク岳風会北見支部長を務めている。詩吟を始めて60年を迎え、さらに指導するみやび吟詠会が創立40周年、さつき吟詠会が30周年、鶯風吟詠会が20周年、関連するやよい吟詠会が10周年と節目を迎えた。

　髙橋さんと会員、友情出演による、歌謡吟や詩舞吟をはじめ、日舞、カラオケ、マジックショー、吹奏楽団の演奏などさまざまなジャンルの演目が披露。北見ともゆかりの深い歌人・斉藤茂吉の短歌による構成吟「茂吉と母」や髙橋さんの構成・演出で33人が出演した「大忠臣蔵」などで会場を魅了した。

　髙橋さんは「会員と一丸となり、舞台と会場がひとつになることができました。たくさんの方に来ていただき集大成として終わることができました」と話していた。