北見若松小学校でこのほど、収穫祭が行われた。地域住民らも招待し、子ども達が育てた野菜で作ったカレーライスなどを食べて、収穫の喜びを味わった。
同校では、毎年子ども達が学校菜園で野菜を育てている。今年も春に地域住民に教えてもらいながら野菜の植え付け、水やりや雑草取りなどを行ってきた。先月には、ジャガイモ、ニンジン、タマネギを収穫した。
この日、5、6年生9人が、収穫した野菜を切ったりいためたりしてカレーライスとポテトサラダを調理。小学5年生の女子児童は「今年は(野菜が)大きく育ってよかった。みんなで頑張って作ったのでおいしくできたと思う」と笑顔を見せた。
1~4年生は招待状や会場の飾り付け、招待客の案内などを担当。地域住民をはじめ、若松保育所の年長組の子ども達ら、約15人が参加した。
児童手作りのカレーを味わった地域住民からは「子どもたちが野菜を上手に育ててくれて、とてもおいしい」「若松小の子どもたちを自分の孫のように感じる」と好評で、また保育所の年長組からも「おいしい!」、児童からは「おかわりしたい」との声も上がった。