黄金色に輝く水田で稲刈りが盛んに行われている。今年も豊作が見込まれている。
オホーツク総合振興局発表の9月15日現在管内作況によると、水稲(すいとう)は籾(もみ)が黄色く色づく成熟期に、平年に比べ10日早く9月4日に到達した。収穫作業は同比13日早く同6日に始まり、15日現在、全体の56%に達している。
訓子府町在住の農業・島貫亨さん方では、受け入れが始まった翌7日に収穫作業を始めた。「去年に比べ10日早い」という。大豊作だった一昨年並みの10㌃あたり600㌔近くを見込んでいる。
町内では12戸が稲作を行っており、学校給食の米飯としても利用される予定。「おいしいお米を待っててね」と手際よく作業に励んでいた。辺り一帯に稲刈り後の芳じゅんな香りが漂っていた。(寒)