美幌町の職員災害対処訓練が22日、コミュニティセンターで行われた。避難所開設と避難者の受け入れに真剣な表情で取り組んだ。
大雨で浸水被害などが発生した想定で、役場庁舎に災害対策本部を設置。職員がセンターに移動し、段ボールベッドやパーテーションテントなど避難所の環境を準備した。
来所した避難者には検温、問診などのスクリーニングを行い、新型コロナ感染などの疑いがある場合は別室に隔離した。
本部長の平野浩司町長は講評で「災害は『いつどこで起きるか』ではなく『どの場所でも必ず起こる』という心構えが必要。役割を明確にした上で、柔軟な考えをもち、意識的に行動してほしい。今後も研さんを」と求めた。(浩)