置戸町北光地区で通行止めとなっている国道242号は、29日午後2時に通行止めが解除となる予定だ。
網走開発建設部が27日に発表した。
従来道路の改良工事の掘削中に空洞が見つかり、8月25日から同町秋田~同町北光3・8㌔区間を通行止めにして調査とその後の作業にあたっていた。
調査の結果、空洞は昭和30年頃まで存在した鉱山の坑道跡ということが分かった。その坑道下部にたまった濁水から基準値を上回る水銀が検知された。
同開建は専門家らの指導に基づき、水の処理や土壌の埋め戻し作業を行っていた。
開通後も引き続き改良工事を継続することから、付近を通行する際の注意と規制協力を呼び掛けている。(寒)