美幌町の地域おこし協力隊員として9月27日、大分県豊後高田市から宮﨑香帆さん(26)が着任した。
ワーキングスペースKITENの運営に携わり
イベントも企画していけたら
福岡県出身で長崎県立大卒。町のワーキングスペースKITEN(キテン)の運営を担う㈱FoundingBase(東京)所属の協力隊員として、キテンの運営に携わる。
来町前は豊後高田市の協力隊員として3年間活動。アウトドア施設の運営、イベントの企画などを手がけた。「美幌町が移住の推進や関係人口の増加に取り組んでいることを知り、挑戦させていただきたいと思った」と動機を語る。
北海道は6月に旅行で初めて訪問。「原生林を見て北海道らしさを感じた。建物の形や、道の感じが九州と違うのもおもしろい。気候は湿気がない」と印象を語る。
美幌については「山に囲まれているのに開けているイメージ。やさしく、大きな心で歓迎していただいた。ここで頑張りたい」と意欲をのぞかせる。
「相談業務では表面的にならず、先手先手で情報を伝えたい。そのためにはまちを知ること。自分も移住者の1人なので、実体験も伝えていけたら。イベントも企画していきたい」と抱負を述べる。(浩)