北見の辻直人さん(66)が北海道交通安全推進委員会表彰(交通安全推進員表彰)を受け、このほど北見市役所で行われた伝達式で北見市交通安全市民運動推進委員会会長である辻直孝北見市長から表彰状を受け取った。
辻直人さんは2007年から、北見市交通安全市民運動推進委員会に16年間勤務。2019年に病気を患い、今年1月に手術を経験しながらも、3月31日の定年まで勤め上げた。
表彰状を手渡した辻市長は「長年にわたって市民のみなさんの交通安全の指導にご尽力いただき、感謝申し上げます」と称えた。
辻さんは「交通安全の推進・啓蒙に長年たずさわれて、うれしく思います」と笑顔。「特に幼稚園、小学校を中心に子ども達に接し、自分の身は自分で守るということを念頭に教えてきました」とこれまでの活動を振り返り「最近は自転車のマナーの悪さが報道されますが、自身の身を守るようにヘルメットの着用は絶対にしてほしい。歩行者の安全にも気を付けて自転車に乗ってほしいです」としていた。(菊)