北見柏陽高校(後藤禎和校長)と日本赤十字北海道看護大学(安酸史子学長)は、教育や学生・生徒の積極的な交流を図る「高大連携に関する協定」を結んだ。
互いが約1㌔㍍以内にある立地で、柏陽高生が積極的に同大学に進学する傾向がこれまで見られていた。同大が高校と連携協定を結ぶのは初めて。
協定では同大学の教員が同高校に出向いて出前講義をしたり、逆に同高の生徒が大学の公開講座を受講したり、授業を体験するといった内容を盛り込んだ。
同大学で協定調印式が行われ、安酸学長は「双方の教育の活性化とともに地域社会への貢献としても取り組みたい」と意義を述べ、後藤校長は「これからの時代に求められる人材育成につながれば」とそれぞれ期待を込め、前向きに語った。(寒)