北見の北地区おはようラジオ体操会がこのほど、ラジオ体操優良団体等全国表彰を受けた。北海道からは唯一の受賞で、関係者は喜んでいる。
同体操会は、1981(昭和56)年に北地区トレーニングセンター前を活動場所に結成した。通常活動期間は5月10日~10月10日だが、同体操会は1月1日を含む365日活動。市内高栄、緑ヶ丘をはじめ、若葉や美山から、夏場は1日あたり約80人、冬場にも約30人が参加している。また、ラジオ体操のほか、会場周辺の清掃活動にも取り組んでいる。
同ラジオ体操会の最高齢の93歳の男性は「ラジオ体操をするのが健康の秘訣。ここに来るのが楽しくて仕方がないです」と笑顔をみせる。
同全国表彰はラジオ体操の普及に寄与した功績の著しい団体、個人に毎年贈られており、今年は全国各ブロックから推薦された中から、同体操会を含め9団体、6個人が選ばれた。
神奈川県横浜市で開かれた表彰式には、樋口秀子事務局長が参加し、表彰状を受け取った。
松橋義子運営委員長は「約40年も休まずに活動したことが評価されたのでは。これからも若い世代に引き継いで、活動を続けていけたら」と話している。(菊)