北見の石川孝司さん(74)、茂木怜成さん(27)、湧別町の伊藤英二さん(73)の油彩画、水彩画の3人展が、北見市内のまちきた大通ビルコミュニティプラザ「パラボ」3階市民ギャラリーで開かれている。道内外の公募展で活躍する3人の23点を展示している。26日まで。
道内屈指の美術公募展「道展」の出品を通じて知り合った3人。作品展は昨年に続いて2回目。
オホーツク美術展で2年連続協会賞を受賞した茂木さんは、勤務する柏陽高校の生徒の姿を描いた130号の油彩画「おはようの場所」など、日展系公募団体「示現会」会員の石川さんは油彩画で長年テーマにしている「駅」やデッサンなどを出品。今年目標にしていた日展に初入選した伊藤さんは、全国規模の公募展白日会展で白日賞を受賞した100号の水彩画「春光輝(湧別川)」などを展示した。
作品展を企画した石川さんは「3人の年齢差がいいのでは。作品展を続けていけたら」と話している。(菊)