環境基本計画、一般廃棄物処理基本計画の改定案まとまる

2023-12-01 掲載

(北見市/社会)

北見市環境審議会と市廃棄物減量等推進審議会

 北見市環境審議会と北見市廃棄物減量等推進審議会はさきごろ、第2次北見市環境基本計画改定案、第2次一般廃棄物処理基本計画改定案をそれぞれ取りまとめた。

 計画期間はいずれも2019年度~28年度の10年間で、計画策定から5年を経て地球環境や社会情勢の変化などを反映させるため、市長からの諮問を受けて必要な見直しを行った。

 環境基本計画案は、市が22年に行った「ゼロカーボンシティ宣言」、国の「プラスチック資源循環戦略」などをふまえて計画を改定する。第4章「基本目標と取組」の「ゼロカーボンのまちづくりを実現するために」では、節電などの省エネ行動、太陽光発電や木質バイオマスなど再生可能エネルギーの活用、エコドライブ、緑化活動の推進など市民や事業者がそれぞれ実践すべき取り組みを示している。

 一般廃棄物処理基本計画改定案は脱炭素や食品ロス削減など近年の動きを踏まえて改定案を作成。

策定から5年経て地球環境や社会情勢の変化を反映
脱炭素やプラスチック再利用、食品ロス削減

 第4編「食品ロス削減推進計画」では、「食べ残しゼロ協力店」や宴席での食べきりを呼びかける「3010(ミント)運動」、家庭から集めた余剰食品を寄付する「フードドライブ」を推進。食品ロスの発生量を2022年度の3083㌧から、28年度には2931㌧に4・9%削減する目標を掲げている。

 市はパブリックコメント、議会報告などを経て来年3月の両計画改定を目指している。(柏)

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  • 一般廃棄物処理基本計画

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