任務完遂できる連隊目指したい

　陸上自衛隊第6即応機動連隊長兼美幌駐屯地司令として18日に着任した中津健士さん(45)。「任務を完遂できる連隊を目指し、努力したい」と抱負を述べる。

　福岡県出身、北海道大学卒業。「災害や有事など、どんな状況でも役に立てる職業に」と自衛官を志し、2001(平成13)年に幹部候補生学校(前川原)に入校。第8戦車大隊(玖珠)、統合幕僚監部(市ヶ谷)などでの勤務を経て、前職は西部方面総監部防衛部訓練課長(健軍)。道内は第72戦車連隊中隊長を務めた(北恵庭)に続き2カ所目になる。

まちを挙げての応援が印象的
「連携をさらに強化したい」

　大学時代を含めると3度目の北海道生活。大学時代にアルバイトで美幌を訪れたことがあり「自衛隊を応援する大きな看板がまちに立てられていて、初めて見たので印象的でした」と振り返る。「旧海軍時代から地域の皆さまに応援いただいていると伺っている。連携をさらに強化したい」と語る。

　昨年3月に改編された即応機動連隊について「新たな部隊の実力を十分に発揮できるよ錬成したい。複雑な状況にも直ちに適応し、任務を必ず達成できる部隊にしたい」と抱負を述べている。(浩)