美幌町内の小中学校5校の普通教室などにエアコンの設置が完了し、16日から試験運用を開始した。
暑さで臨時休校する事態になった昨夏の記録的な猛暑を受け、前年度以降、機器の確保や設置など準備を進めていた。
設置されたのは普通・特別支援の教室、学童保育室、職員室、校長室など全部で118室125台。総事業費は3億円ほどを要した。
美幌町教育委員会が定めるガイドラインに基づいて運用。気温や湿度、ふく射熱などから算出される「暑さ指数」が28を超える日に使用する。期間は6月から9月末まで。扇風機やカーテンなど従来の取り組みも継続し、効率的に室内を冷やすとしている。教育委員会は「使用期間などは状況を見ながら弾力的に運用したい」としている。(浩)